ソクーロフ監督:「ファウスト」
ソクーロフ監督の
映画≪ファウスト≫を観るまえに書棚にあった原作を読みはじめたのですが
3頁も続かず
・・・
読むのをやめてしまいました
映画を観てから
再び読みはじめたのですが
・・・
思っていたほど
難解でもなく美しい文章に引き込まれています
(世界文学全集2 :高橋健二訳:河出書房;1960年刊)
きっと
ゲーテの≪ファウスト≫を翻案としてつくられたソクーロフの映像美が
道案内をしてくれているからでしょう
・・・
ビジュアル人間なんです
わたくしは
* * * * *
ファウストの
数々の悩みは人間の未来永劫の主題
・・・
現代人と少しも変っていないから面白く読めるのでしょう