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イタリア旅行:その前に【5】マントヴァ:パトロンと美術家による大傑作

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マントヴァは
人工湖によって三方が囲まれている町

古地図によると
湖の中にある城塞の町だったようです
1328年から1707年の4世紀に亘ってゴンザーガ家が支配しました

ルドヴィーゴ・ゴンザーガ候(1412~1478)は
宮廷画家として
アンドレア・マンテーニャ(1436~1506)を任命しました
1465年から10年の歳月をかけて装飾させた《夫妻の間》に描かれた
宮廷の人々や古代風の都市の風景は
ルネサンス美術のなかの最高傑作だと云われています
ドゥカーレ宮殿は
34000㎡の敷地に500の部屋があるそうです 

フランチェスコ2世(1466-1519)の妻イザベラ・デステ(1473-1539)は
レオナルド・ダ・ヴィンチの素描画や
フランチェスコ・フランチャが描いた絵を
ティツィアーノ(1488~1576ヴェネツィア)に複製させたという
肖像画などで知られています
多くの文化人が招かれたサロンでは≪プリマ・ドンナ・デル・モンド≫といわれ
マンテーニャとは度々芸術論議をするほどでした

フェデリーコ2世(1500~1540)は母親譲りの芸術的センスの持ち主だったようで
愛人ボルケッタと過ごすための離宮としてテ宮殿を建造しました
総指揮を執ったのは
ジュリオ・ロマーノ(1499頃ローマ~1546マントヴァ)
10才でラファエッロの工房に入門し
愛弟子として多くの重要な仕事をしたことからフェデリーコ2世に熱望され
パトロンと美術家との大傑作を完成させました
晩年まで暮らしたマントヴァの自邸は現存しています

テ宮殿の《巨人の間》は
床から天井まで
ゼウスの怒りに触れた巨人族タイタンの絵で埋め尽くされ 
わざと狂わせた遠近法と
光による幻想的な世界を醸し出しているのです
ローマ時代に版画詩集「体位集」を出してスキャンダルとなった
ジュリオ・ロマーノらしさのある部屋だと云われています

* * * * *
などと
調べているうちに
すこし不便だけれど行ってみたい気持ちになりました
ところが
ブログ世界?を彷徨っていたら
・・・
ありましたね!
”・・なんだかうすら寒さを感じました・・辺境の侯爵家の執着のようなものを・・”
とか
”・・《巨人の間》はすこし大き目の部屋に過ぎない・・期待はずれ・・
などなど

勿論
なんども訪れたいという熱烈なファンもいましたけれど
* * * * *
と書きながらも
マンテーニャの墓があるサン・タンドレア教会や
マントヴァで
最古のサン・ロレンツィオ聖堂などを巡るのも魅力ではあるのです
by tarizumi | 2011-04-24 18:49 | イタリア旅行:その前に
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