ペルーの旅:Ⅳ ウルバンバ→オリャンタイタンボ→マチュピチュ→アグアスカリエンテス
◆マチュピチュ
深い霧のなかに
空中都市マチュピチュはありました
私は
ここに立っているんだ
・・・
いま
* * * * *
ゆっくりと
雲は
動いていきます
* * * * *
人は
どんなイメージを抱きながらここを訪れたのでしょうか?
いま
それぞれの
瞑想のなかで・・・
* * * * *
石に
そっと触れました
この空中都市を築いた多くの石工たちの生涯は
祈りとともにあったのだろうか?
と・・・
何かを感じたかったからです
* * * * *
ここは
何のためにつくられたのか
城砦 月を祀る聖所 選ばれた処女たちが仕える場所
インカの最後の砦 アマゾン地域へ進出するための基地
祭祀センターなどなどの諸説があり
いまだに真実は謎?
* * * * *
●インティワタナ(礼拝石 日時計)
西端にある
一枚岩でつくられた 「太陽をしばるもの」の名称をもつ
インティワタナ
供犠や祭礼のためなのか 或いは
太陽の運行観測のための日時計なのかといわれています
美しい形がとても印象的で
まるで
現代彫刻のようでした
●コンドルの石
東側にある
建築群のなかに「監獄・拷問の場」とよばれている場所があり
その中の小さな空間に
白い首輪をもったコンドルが休んでいるような形の石がありました
”神は自らを犠牲にして太陽と月を創造したので 人間も同じことをしなければならない”
という考えから
太陽や雨そして大地の神に捧げられた供犠のなかには
美しい少女もいました
厳しい自然環境の中で生きた人々
私には
想像すらできない精神世界のことを想いながら
歩きました
* * * * *
●ランチはサンクチュアリーロッジで
幻想的な
朝のマチュピチュを見るためにいつかはこのホテルに
泊まりたい!
オリエント急行の運営会社が経営する
マチュピチュ遺跡の入り口にある「サンクチュアリ・ロッジ」
なにもかも美味しかったですね
標高2400㍍ですが
高山病のことを考えて アンデスの清涼な水でつくられている
ペルーのビールはまだおあずけ?
●ホテル
シャトルバスに乗って
アグアスカリエンテスの渓流沿いのホテルに投宿
落ち着ける雰囲気で
エレベーターには可愛いいデザイン画
●渓流沿いの温泉で
ホテルから
歩いて15分足らずのところにある温泉へ
といっても
水着でぬるい温泉プールにつかっているだけなのですが
10分もすると温まってくる
コカ茶の匂いがしたのは気のせいかしら?
●市内のメインストリート
湯上り気分で
メインストリートを一人散策しながら
ホテルに戻る途中 ギャラリーのオーナーなどと話し込んだりして
旅先でこんなにリラックスできるなんて!
”ここは治安はとてもいいのです”と聞いていたのですが
メインストリートの角は
教会と幼稚園と小学校がある広場になっています
* * * * *
少し
空気が薄いかしら?と
感じないわけではありませんが 心身ともに快調!
明日はインカ道を歩きます